日帰り遍路旅(一番〜三番)


二番札所〜墓場そして旧道

 門を出て、三番へ向かう道はと「別冊」を見るも、今度は分かり難い。国道の北側の細い道らしい。しかし門の前はちょっとした駐車スペースになっていて、その細い道への入り口が分からない。
 こんな時は元オリエンティアの経験がものをいう。ようやく見つけた、本当に細い道、普通の人ならこれを道とは思わないかもしれない。
 やがて道は昇りになり、そのまま目の前にあった墓地に突入。いいのかなーとちょっと心配になりながら、しかし向こうから降りてきたお参りにきたらしきおじさんにあいさつをして昇り続けるあたり、しっかりお遍路モードである、おじさんの方が少し驚いてた (^_^; 。

へんろマーク発見

 墓地の中の道は国道を見下ろしながら昇り、次いで木に囲まれた坂を下る。下に目指す旧道が見えてきた。
 と、旧道との分岐点に、かのへんろみち保存協会の道標発見 (^o^) 。菅笠をかぶり杖をつくお遍路さんをかたどった、赤色のマークである。ミーハー乗り ヽ(^O^;ノ で、この初めてお目にかかったへんろマークを写真に収める。

 あとはこのまま旧道を行けばよい。三番のお寺さんに入るあたりがちょっと迷いそうなくらいで、これも楽な道である。二番から三番まで2.5キロ。
 迷うまでもないちょっとした分岐もあるけれど、親切にもへんろマークや「四国の道」の看板がこちらだと教えてくれる。

旧道の風景

 元はこちらが主要道路だったと思われる旧道は、今はのんびり歩ける道である。道沿いには家々が、ところどころ収穫の終えた田んぼや畑が、そして柿の木がある。
 あるお宅の柿の木には、からすよりは小さいもののそれなりの大きさの鳥たちが6、7羽集まっていた。少し先のお宅では、軒下に皮をむかれた柿がぶら下がっていた。干し柿は割とあちこちでつくられるようで、皮むきたてのものもあれば、かなりしわしわになったものもある。他に、玄関先で豆やもみのついたままのお米が干されてたりもする。
 道沿いに、きれいな石をたくさん並べて積んである所もあった。近くに石屋が見当たらないのが不思議。
 一ヵ所、主をなくし、壊れて雨曝しのお家を見た。

歩き遍路とすれ違う

 途中、家々や畑の並びを抜けてちょっと道と周りの風景が広まった所で、向こうからザックを背負った若い男性がやってくるのとすれ違った。逆打ちというよりはお礼参りで一番へ向かっているように見えるけれど、その割には喜びの元気がない。まだそんなに回ってないのかなと同行者に言うと、いやあれはものすごく疲れてるし、きっとずっと回り続けてきたのだろう、顔も焼けて黒かったし、杖の使い込み方が半端じゃなかったという。
 ...言われてみれば、初めは杖を持っていることすら気づかなかったが(左手につかずにそのまま持っていたのだ)、一瞬目にした様子を思い出すと、杖もその人のお顔と同じく黒ずんで、随分短くなっていた。
 ここまでずっと、私達以外に歩いて回っている人を見なかったけれど。
 ザックを背負って歩いて一周する人は確かにいるんだ。

 やがてまた、収穫後の田んぼが広がる中を進んでいると、鐘の音、そしてお寺さんらしき緑の膨らみ。
 もうすぐと思っている所に、へんろマーク入り看板が、田んぼの細い畦道を指していた。素直に従い、これも普通なら道と認識しないだろうなあと思える道を進むと、お寺の敷地の裏側に出る。ちょうどそこは、ゴミ捨て場らしくビニール袋が積まれてあった、隠しようがない (^^; 。


 ...今日最後のお参り (-o-)〜♪ / ご案内に戻る


はじめのページへ


yono <yonoあっとまーくkhどっとrimどっとorどっとjp>