療養日記 [1997年6〜7月]

  1997年7月5日より 最終更新日 7月11日

「帯状疱疹(ヘルペス)」に捕まったため、この数日、病院通いをしております。

 →7月9日、1週間に渡る療養生活を終えることができました。
  現在は職場へ通いながら、病状の回復への推移を見守っているところです。


 発病は6月30日(月)、初めは左側の背中が痛むなあと思ってました。
 その時は
  ・変な寝かたしたのかな? 久しぶりに実家に帰って枕も布団も変わったし。
   (でもぐっすり眠れたし、日曜は何ともなかったけどな〜)
 それにしても痛いな〜と思いながら、夜中の10時過ぎまでお仕事 (^^; 。

 翌7月1日(火)、痛みに加えて、背中から脇・胸へと左側だけに湿疹が。
  ・洗剤が下着に残ってたのかな?
  ・何かのアレルギーが出たのかな?(スギ花粉のアレルギー持ちでもあるし)
 でも、左だけというのが良く分からない。
 その日は業務時間が終わるやとっとと退社し、花粉症でいつもお世話に
 なっている病院へ。しかし、その日の夜の担当は外科の先生と知り、
 少しためらう。これは内科か外科か?
 結局、どちらの先生もいらっしゃる午前中に、もう一度来る事にする。

 2日(水)、やはり痛みと湿疹はぜんぜん良くならないので、
 電話で会社に病欠をお願いし、少し休んで11時頃に病院へ。
 受付の方も、私の症状を聞いて内科が外科か決め兼ね、とりあえず外科の
 先生にカルテを持っていったのだけど、呼ばれたのは内科の方。
 花粉症の時にお世話になった先生が、たまたまその日の当番。
 先生も看護婦さんも私の湿疹をひと目診て分かったようで、いっきに
 「点滴」だの「血液検査」だの「検便」だの (^^;、最近疲労がひどかった
 でしょうとか、この際きちんと体を調べるべきです(婦人科の検査や人間
 ドックも含めて)とか、いろいろ言われてもう大変。
 病名の前にこれだけいろいろ聞けば、なんやねんいったい状態 (@_@; 。

 「つまり、体の中にあるウィルスが、神経の中で悪さをしてるんよ、
  そのウィルスはみんな持っていて、普段は出てこないんやけど、
  体が弱ったりかなんかで出てきたんやね、
  で、あなたのように若い人に出る場合、他に体の内部で何か悪いところが
  あってこれが発病したかもしれないから、調べといた方がいいよ」

 「ええと、さっきの、胸のしこりがないかも一度きちんとチェックして
  下さいというのはつまり、いわゆる乳がんの調べ方ってことでいいので
  しょうか?」
 「... ええ、そうです」
 い、いかん急にそんなこと聞いたりして、先生を逆に驚かせてしまった
 かも (^^;。言葉を濁す必要なんて私にはないですよ〜ふっふっふ。

 「で、あのお、なんていう病気ですか?」
 「... たいじょうほうしん、です」
 「?? (@_@)」
 「ヘルペスって、聞いた事ある?」
 「... うーん、あるようなないような (^^;」

 点滴を5回、毎日通院が必要とのこと。また、検便を3回取ることに。

 それから、点滴用のベッドに横になり(皆さんが起きている中で横になる
 のはなんか恥ずかしい)、採血のあと点滴。生まれて初めての点滴、よもや
 こういう形でその機会が訪れようとは...。
 かかった時間は30分間ほど。その間、なにもせずに横になるというのも
 珍しい経験かも。
 薬を出す受付の人が看護婦さんに、私の病名などを繰り返し確認している。
 点滴の足りない分用意してとか、薬はこれこれとか。
 点滴が終わったら、すでに12時過ぎてました。昼休みなのに残って
 下さってた看護婦さんすみません。

 最後に受付で、毎食後と寝る前に飲む薬を7日間分と、塗り薬、いずれも
 抗ウィルス剤をいただく。
 血液検査と点滴も含めて、計4190円、だったかな? つまり、実質
 かかってる費用は、今日だけで2万円!

 その後、おとなしく帰れば良いものを、「たいじょうほうしん」って何?
 と、なんばの高島屋の書籍コーナーを皮切りに、あちこちの本屋や図書館の
 家庭用医学書を立ち読みしまくってたので、帰りが遅くなってしまいました。
 (大阪市立の中央図書館、あなたが一番の頼りだったのに、こんな時に限って
 「館内整理のためしばらくお休み」だなんてあんまりだわ (;_;) )

 3日(木)、会社にはヘルペスであることを伝えた上、今週いっぱい休む
 許可を得る。ラッキー...違うって (-_-; 。
 痛みは相変わらず、ひどくもならなければ良くもならず。
 点滴のため朝のうち病院へ。先生に訊ねたい事があったので、診察をお願い
 する。その日は副院長のおじいちゃん先生。

 「いくつか質問したい事があるのですが」
 「はいどうぞ (^_^)」
 「この病気は人にうつるんでしょうか?」
 「いや、うつりませんよ(^_^)」
 「それから、お風呂とかは入ってはいけないということは?」
 「入っても平気ですよ (^_^)」

 そして、もう一度帯状ヘルペスについて簡単に説明していただく。
 「つまりですね、ウィルスはあなたを良い宿主だと思って出てきたんですよ、
  あなたはウィルスに...魅入られて(看護婦さんと私、爆笑)...見くびられて
  (看護婦さんと私、大爆笑)しまったんですねー (^_^)」

 「あ、あと昨日血液検査してもらってるんですけど、結果はいつ出ますか?」
 「(カルテを見ながら)今日の昼過ぎには、標準の検査の結果が出ますね、
  あと、(カルテを私も見せてもらう、ペンで示しながら)そのウィルスが
  増えてるかどうかと、これは...がん、ですね、ちょっと心配し過ぎとは
  思いますが念のためにでしょうね、それらはもうしばらくかかりますね」

 実はもうひとつ、そのカルテに私には分からない記号が書かれてたのを確認。
 あれは何を調べてくれてるのかな〜とっても楽しみ。
 この際ですから、とことん調べていただきましょう。

 「今はヘルペスの良いお薬ができて、良かったですよー」と看護婦さん。
 それまでは、ヘルペス専用の薬がなかったそうな。良かった〜。

 点滴をしていただき(2回目には、抵抗なくすぐにベッドに横になることが
 できた、何事も経験やなー ^^;)、その日の会計は910円。点滴代は実質
 4550円。金かかりますねー。まあ、きちんと治してついでにいろいろ
 調べて貰おうという私の希望と、病院の利益とが合ってるんだから、
 よろしいかと。

 その後、半身痛むくせに電車で一駅、弁天町に出て本屋で中学生の英語の
 問題集と仏語会話集・カセットテープのセットときたがわ翔『ホットマン』
 1巻を買い込み、近くのベーカリーでお昼ご飯を食べてお薬を飲んで、帰宅。
 せっかくの休みだからたまにはまじめに勉強しようっと (^_^)。

 4日(金)、病院で3回目の点滴。
 「痛みはどうですか?」と看護婦さんにきかれて、改めて「あれ?少しましに
 なってきたのかな」。さすがヘルペス専用のお薬。
 ちょっと気になってたことを、看護婦さんに質問。
 「そういえば、5回というと日曜日にかかっちゃうんですけど」
 「うーん、1日飛ばして月曜日で大丈夫と思いますよ (^_^)」
 診察もないからとゆっくり、11時過ぎに病院に入ったので、結局お昼休みに
 かかってしまう (^^; 。

 その後、大阪ドーム内の中華料理屋で、翌日からのフリーマーケットの準備の
 様子を見ながら、オイスターソースの牛肉の丼なるものをいただき、お薬を
 飲む。さすがにイベントのない平日のドームは人が少ない。
 帰る前にバスでO−CATへ出て、丸善で仏語の初心者向け文法テキストと
 仏和辞典を購入。本当に勉強できるのかな (^_^; 。

 5日(土)、確かに痛みはかなりおさまってきている。
 早めに病院へ。まず診察。水曜の時と同じ先生。症状を診ていただく。

 「そうですね、腫れは前より、かなりひいてきてますね。
  ただちょっと、範囲が前より少し広がってるね」

 そこで念のため、点滴を5回から7回に増やすことに。
 また、翌日曜日も、病院は休みだけど点滴のために来て下さいとのこと。

 「それと、血液検査の結果がそろそろだと...」
 「(項目一覧をカルテから出して)特に問題ないですね」
 と、検査項目をひとつひとつ示しながら、内臓の機能、体のバランス(電解質
 ... Na とかそういう原子記号が (@_@))、栄養状態、貧血、など何を調べたか
 を説明、ひとつひとつについて「これも、これも大丈夫」と念押しして下さる。
 「じゃあ、これ持って帰っていいですよ... あーでも、全ての結果が出てから
  の方がいいですね、その時改めて全ての結果をお渡しするわ」
 改めて確認したところ、残りの結果が出るまでには、一週間くらいはかかる
 とのこと。

 点滴用ベッドの部屋へ、看護婦さんと「やっぱり1日飛ばしちゃいけなかった
 んですねー (^_^;」と笑いあってから、日曜の来院時刻などを確認。
 4回目の点滴。

 まっすぐ帰宅し、お昼と夜にお見舞いを受けました。
 それぞれ持ってきてくれたご飯をいただき、お腹いっぱい (^_^) 。
 もちろんお薬を飲むのも忘れずに。

 6日(日)、昨日より少しだけまた痛みが。発病の頃に比べると随分楽に
 なったけれども、ここから一進一退になるのかなあ。
 指定された時間、お昼の2時過ぎに病院へ。休みの日の病院も、お見舞い
 の人などが結構いて、静かだけれども雰囲気がにぎやか。
 看護婦詰所に行くと、これまでお会いしたことがない看護婦さんふたり。
 一瞬不安になったけれど、話はすぐに通じて、5回目の点滴。普段より
 点滴の速度がゆっくりだったので、40分かかる。

 7日(月)、点滴の回数に合わせて、あと2日と、水曜の診察時間分の半日
 を休むことに。会社に電話で許可を得る。
 点滴は夕方受けることにして、ずうっと部屋にいる。工事の音がやかましい
 ので、耳栓をして、しばらく眠る。
 先週なかなか部屋に戻る気になれなかったのも、このうるさい音が原因だった
 んだな、どうせこんな中では休めないし。でも、そうもいってられなくなった、
 お見舞い客が来る前にした掃除で、耳栓も見つかったことだし (^^; 。

 夕方6時過ぎに病院へ。
 受付に診察券を出して、しばらくすると看護婦さんが来て訊ねられた。
 「点滴は5回だと、指示を受けているのですが?」
 「いえ、7回です」と、思わず口調が厳しくなり、まずいと思って付け加える。
 「... 5回だったのが、こないだ診ていただいた時に少し広がってきてると
  いうんで、念のため7回することになったんです」
 「ちょっとお待ち下さいね」
 ほんの少しだけ、おそらくカルテを見直す時間だけ待たされて、再び呼ばれる。
 6回目の点滴。
 「なかなか治らなくてたいへんですねー、美智子さまと同じ病気で」
 「そう、そうなんですー (^^;」
 「最近多いんでしょうかねえ、こないだも、体の片方がぴりぴりするって
  おじさんがきて」
 「そうなんですかー」
 20分で終わり。ちょっと速さが違うだけで、かかる時間も随分変わる。
 「すみません本当に、内部の連絡が上手くいってなかったもので」
 「いえいえそんな」

 8日(火)、寝たり起きたりを繰り返し、夕方になるのを待つ。
 耳栓はあまりなじまない。

 夕方、昨日よりやや遅れて、病院へ。
 7回目の点滴を、初めてお会いする看護婦さんにしていただく。
 「いろいろ神経使われてたんでしょう」...それは初めて聞かれました。
 その看護婦さんがおっしゃるには、神経質な(というと言葉は悪く聞こえる
 けれども、そういうつもりでおっしゃったのではないでしょう ^^ )方が
 かかりやすい、らしい。
 言われるまで気がつかなかったけれど(疲労にはもちろん、精神的なものも
 含まれてるとはぼんやりと思ってましたけれど)、もしかしたらこの指摘は
 当たってるかもしれません。

 明日は出勤予定日。このご指摘を肝に銘じて。


リハビリ記 これ以降、全快まで続ける予定です。

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